32

——————————–
こんにちは。

先日友人の結婚式に行って参りました。
式は神社で執り行い、披露宴では鏡開きに升酒での乾杯。
純和風の結婚式で逆に新鮮でよかったです。
服装も和装で、ウェディングドレスは一度も出てきませんでした。
ちなみにロシアでは、”Горько! – ゴーリカ”と客が呼びかけて、新郎新婦がキスをします。
Горько – 苦い、悲しい
この場合は”苦い”の意味ですね。

では今日のテーマです。
━━━━━━━━━━━━━━━━
◆No.32◆
◇анекдот◇

После полета, Хрущев спрашивает у Гагарина:
-Ну как, Бога видел?
-Да!
-Я так и думал. Только ты никому не говори!
Во время визита Гагарина в Ватикан, Папа Римский тоже спрашивает у него:
-Ну как, Бога видел?
-Нет!
-Я так и думал. Только ты никому не говори!

フライトの後、フルシチョフはガガーリンに訪ねました。
「それで、神を見たのかね?」
「はい!」
「そう思っていたよ。ただこの事は誰にも話すんじゃないよ!」
ガガーリンがバチカンに訪問したとき、ローマ法王も彼に尋ねました。
「それで、神を見たのですか?」
「いいえ!」
「そう思っていました。ただこの事は誰にも話さないように!」

——————————–
◆単語
・полёт – 飛行、飛翔
・визит – 訪問
・Папа Римский- ローマ法王

◇一言・解説
ガガーリンシリーズも3回目です。
過去の分のお話は:
・地球は青かった発言の真実
・神はいなかった発言も有名だが、ガガーリンはそのような発言はしていないということ
でした。
今回は「神はいない」の噂の元ネタであろうお話です。
神はいない発言か、今回のジョークか、どっちが先に発生したのかも分かりません。
このジョークがガガーリンが考えたのかどうかも、私は把握していません。

このジョークに関しても言い回しは様々にありました。
それも実際に言葉を残してないのですから仕方ないことでしょう。
今回取り上げたのはその中でも簡単なものです。

では。