動詞(第1変化)①

動詞の現在形は人称と数で変化します。
動詞の大多数の不定形(もとの形)は -ть という形で終わります(-тиや-чьで終わるものもあります)。
辞書ではこの不定形が見出しで用いられます。

 読む
 чита-ть
 я  чита-ю
 ты  чита-ешь
 он  чита-ет
 мы  чита-ем
 вы  чита-ете
 они  чита-ют

* 現在形ではロシア語の主語と動詞は一対なので会話では主語が省かれることが多いです。
すべての人称・数に共通の変化しない部分(чита-の部分)を現在語幹といい、変化する末尾の部分(-ю, -ешь, и т.д.)を人称語尾といいます。
ロシア語の動詞は第1式、第2式の2つの基本となる変化体系を持っています。
今回勉強する第1変化は人称語尾に-еの文字が現れるのでе変化とも呼ばれます。

☆  例文

 Я читаю Войну и Мир.  私は戦争と平和を読んでいます。
 Ты читаешь Нос.  きみは鼻を読んでいます。
 Он читает Чайку.  彼はかもめを読んでいます。
 Мы читаем Анну Каренину.  私たちはアンナ カレーニナを読んでいます。
 Вы читаете Преступление и Наказание.  あなたは罪と罰を読んでいます。
 Они читают Евгения Онегина.  彼らはエブゲーニイ オネーギンを読んでいます。


第1変化の動詞

 делать  する、作る  думать  考える
 изучать  学ぶ  знать  知っている
 слушать  聞く  работать  働く
 гулять  散歩する  понимать  理解する
 объяснять  説明する  покупать  買う
 спрашивать  たずねる  отвечать  答える

☆練習問題 [hidepost=1][ssquiz id=’4′][/hidepost]

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