名詞の対格①

名詞の対格(кого – что) (゚∀゚)[gs 格の表]

 対格は他動詞の直接目的語になったり、体格を支配する前置詞の目的語になったりします。
動作の直接の対象となるものが対格になります。

Я читаю журнал.    私は雑誌読んでいます

下線部の名詞[журнал 雑誌]は他動詞[читать読む]という動作の直接の対象になっています。
この場合のжурналの意味は「雑誌でなく「雑誌で、かたちは同じですが主格とは違った意味になります。
このような格を対格といいます。

活動体と不活動体

 名詞は活動体(生物:人や動物)と不活動体(モノやことがら)に分けることが出来ます。
この区別は対格の形に反映しますので、対格では活動体不活動体に注意しなければなりません。

不活動体の対格

不活動体名詞の場合は女性・単数の一部を除いて、対格は主格と同じかたちになります
中性名詞は活動体名詞がないので常に対格(=主格)となります。

 男性  
 Он читает

 журнал.
 女性  книгу.
 中性  письмо.
 複数  журналы / книги / письма.

 ☆  不活動体名詞の場合、対格=主格(女性名詞を除く)と覚えましょう。

1)  女性名詞・単数の対格

 不活動体名詞の対格では-а, -яで終わる女性名詞だけが変化します。

女性名詞・単数・対格の語尾変化表

-а → -у -я → -ю -ь → -ь

 

 книга – книгу  неделя – неделю  площадь – площадь

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