名詞の対格(кого – что) (゚∀゚)[gs 格の表]
対格は他動詞の直接目的語になったり、体格を支配する前置詞の目的語になったりします。
動作の直接の対象となるものが対格になります。
Я читаю журнал. 私は雑誌を読んでいます
下線部の名詞[журнал 雑誌]は他動詞[читать読む]という動作の直接の対象になっています。
この場合のжурналの意味は「雑誌は」でなく「雑誌を」で、かたちは同じですが主格とは違った意味になります。
このような格を対格といいます。
活動体と不活動体
名詞は活動体(生物:人や動物)と不活動体(モノやことがら)に分けることが出来ます。
この区別は対格の形に反映しますので、対格では活動体と不活動体に注意しなければなりません。
不活動体の対格
不活動体名詞の場合は女性・単数の一部を除いて、対格は主格と同じかたちになります。
中性名詞は活動体名詞がないので常に対格(=主格)となります。
男性 | Он читает |
журнал. |
女性 | книгу. | |
中性 | письмо. | |
複数 | журналы / книги / письма. |
☆ 不活動体名詞の場合、対格=主格(女性名詞を除く)と覚えましょう。
1) 女性名詞・単数の対格
不活動体名詞の対格では-а, -яで終わる女性名詞だけが変化します。
女性名詞・単数・対格の語尾変化表
-а → -у | -я → -ю | -ь → -ь |
книга – книгу | неделя – неделю | площадь – площадь |
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