無人称文

[tippy title=”単語表” width=”250″]пойти 行く
выходить (外へ)出る
статья 論文
холодно 寒い
интересно 面白い[/tippy]
[tippy title=”無人称述語” width=”250″]можно してもよい、できる
нужно する必要がある
надо しなければならない
нельзя してはいけない、できない[/tippy]

許可・禁止、可能・不可能、必要・不必要などを表すには、それらの意味を表す無人称述語の後に続けて動詞の不定形をつけます。
このような、主語のない文を無人称文と呼びます。

– Можно курить?  たばこを吸ってもいいですか?
– Да, можно. / Нет, нельзя.  はい、いいです。 / いいえ、いけません。

1)無人称文の主体は与格で表されます。

 Мне нужно купить новый учебник.
 
私は新しい教科書を買わなければいけません。
 あなたは病院に行かなければなりません。
 
Вам надо пойти в поликлинику.
 病人は通りに出てはいけません。
 
Больному нельзя выходить на улицу.

2)過去ならばбылоを、未来ならばбудетをつけます。

 Нам надо будет прочитать эту статью.
 
私たちはこの論文を読まなければならない。
 ロシア語で話さなければならなかった。
 
Нужно было говорить по-русски.

 

3)形容詞短語尾中性形 + 不定形も無人称文になります。

 Вам холодно?
 
寒いですか?
 ロシア語を勉強するのは楽しい。
 
Интересно изучать русский язык.

 

4)許可・禁止・必要などの意味を強調したいときは、無人称述語と動詞不定形の語順を入れ替えます。

 ここは禁煙です。
 
Здесь нельзя курить.
 ここは禁煙です!
 
Здесь курить нельзя.