名詞の前置格①

名詞の前置格(в ком – чём)
場所は副詞 [tooltip content=”ここ”]здесь[/tooltip], [tooltip content=”あそこ”]там[/tooltip], [tooltip content=”家で”]дома[/tooltip]などで表すか,前置詞 в / на + 前置格の名詞で表します。

Сейчас Анна в школе.  今アンナは学校います。

前置格は必ず前置詞を伴って用いられます。
まずは場所を表す前置詞で前置格の用法について学びましょう。

前置詞 в / на + 前置格

 前置詞 в / наとはгде(どこで?)という質問に対する答えの[~で]、[~に]の意味になります。

внаの基本的な意味は以下の表に表しているとおりですが、
[~の中で、~の上で]という意味以外にも、
[~で働く、学ぶ]というように単に存在や動作の場所を示す用法もあります。

 前置詞 + 前置格  意味
 в + 前置格  ・・・の中で (内部で)
 на + 前置格  ・・・の上で (表面で)


[
~の中で、~の上で]の用例

Мой словарь в столе. 私の辞書は机のです。
Мой словарь на столе. 私の辞書は机のです。

[~で働く]の用例

Он работает в школе. 彼は学校で働いています。
Она работает на почте. 彼女は郵便局で働いています。

上例だと同じ意味の[~で]の用法であるのに学校にはвを郵便局にはна が使われています。


в
наがどの名詞に使われるかは理屈では説明のつかないことが多く、
名詞によってどの前置詞を使用するのかを覚えなければなりません。

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